<大前研一のアタッカーズ・ビジネススクール発行> ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ■■■□□□■ ■■□□□■■  アントレプレナー育成メールマガジン   Vol. 329 ■□■□■■■     □□□■□□■     【 情 熱 D N A 】 □□■■■■■  □■□□□□■ 〜「ゼロ」から「1」を創り出すための必要条件〜 ■□□□□□■  ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ =目次============================  − Attackers' Heroine  レポート  − 編集後記  =============================== ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ Attackers' Heroine  レポート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  成功された方のお話を聞くということは、成功者のメンタリティや  その発想方法、行動様式がどうあるべきかを知ることができ、  大変参考になりますね。  “お手本”を見つけることで自分の進むべき道を見出す  ヒントにもなります!    ABSの数多くの卒塾生には成功された方も大勢いらっしゃいます。  そのような起業もしくは新規事業展開されているアントレプレナーの中から、  大きく躍進をされた方、ユニークな事業で成功されている方を  特集の連載で取り上げています!  アントレプレナーの生の声をインタビューで引き出し、  あなたはそこから何を学びますか?  前号に引き続き、  ◆ドルチェ・マーケティング株式会社 代表取締役   佐藤靖子さん(ABS07年第2期受講)   Webサイト⇒ http://www.dolce-marketing.com/    をご紹介いたします。  佐藤さんが手がけられている事業の内容は、  ■B to B 営業活動としてのダイレクトマーケティング総合プロデュース   (戦略立案・企画・制作)  ■B to B 営業活動としてのダイレクトメールの販売       佐藤さんは昨年の2007年の11月に起業をされたばかりです。  ◆ インタビュー第2回目 ◆ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ●社内のコミュニケーションの問題点に気づいたきっかけ Q. 広告ではなく、季節の挨拶だけのDMを送ろうと考えられたきっかけを   お聞かせ下さい。 A. 私が以前働いていた会社では、顧客情報が整備されていなくて、   ローマ字の情報しかありませんでしたので、   それをまず日本語化しました。   そうしたら、それを使ってお客様と   色々なコミュニケーションが取れることが分かったのです。   その時、社内の活動を見直すと、様々な問題点が見つかりました。   例えば、初めてご利用いただいたお客様には社内ルールで   毎月、翌月に営業のものがお客様のところに訪問して   お礼を言うことになっていました。   しかし、実際全員が実行できているかと言ったときに   営業の方は実行しているかと聞かれれば「はい、やってます」   と言うんですが、実際はそうでないといういことが   見えていたんです。   この問題を考えたときに、責められるのは営業ではなくて、   決められたルールを、きちんと実行できるような“仕組み”が   ないことが問題だと思いました。   でしたら、人がやらなくても、きちんと手紙で初めて   ご利用いただいたお客様にメッセージを差し上げる仕組みを   作ればいいのではないかと考えたのがきっかけです。   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ●起業の思いはどのように沸いてきたか? Q.独立しようと思ったきっかけは何ですか? A.私なりに一つの企業のダイレクトマーケティングの担当者として、   やれることはやったかなという感覚が大きくありましたね。   様々な賞を頂いた関係で、社外でも講演の機会を頂いて、   お話しすることもたくさんありました。   その時に、コンセプトなり事例を紹介して   私が伝えたいことは分かっていただけるんですね。   しかし、よく皆様の顔を見ると「コンセプトは分かったけど   明日からどうやって実行すればいいの?」と   言っているように私は感じました。   私は実行の手助けが出来ると思ったんですけれども、立場上、   一企業の人間としてはそこまで手を差し伸べる訳には   いかなかったので、私の中でジレンマがあったのです。。   だったら、私の所属している会社だけではなく、   世の中のいろいろな企業で私が実践してきた手法を展開していく   お手伝いをする仕事がしたいなと思いまして、独立、起業しました。 Q.昔から起業を志して起業をされたわけではないんですね? A.はい、そうです。   私はガムシャラに起業を目指していたわけではなかったんです。   しかし、かつてMBAコースを受講していたときに   起業家について学ぶ科目で、起業家の資質を計ることができる   チェックシートを記入したときに、自分が大体当てはまっていたんです。   その時初めて、今まで私が会社の中でしてきた仕事の本質が見えまして、   恐らく将来自分で何か事業を始めること以外では、   満足はできないんだと気付きました。   これが起業する2年数ヶ月前でしたね。   ただ、その時点では何をやったらいいのかは決まっていませんでしたし、   しばらくこのまま企業の中で経験を積みながら   起業を考えていこう考えていました。   この段階から自然と起業へ気持ちが向かっていきました。   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ●自分自身ができる価値提供の方法を考える Q.それでは佐藤さんはご自身の事業を通じて、   社会にどのような価値を提供したいとお考えですか? A.事業計画を練る段階で、「私は何が出来るんだろう」と   ゼロベースで考え始めました。   そのときに「誰が私の助けを必要としているのだろう」と   考えてみたのです。   そこで、世の中で素晴らしいサービスや商品を提供していながら   それでもそれが、必要としている人に向けて上手く伝わっていない、   そういう会社の皆さんなのかなと思いました。   この両者をつなぐことができれば、サービスを提供している   企業側にもメリットがありますし、欲しいものや   今まで知らなかったものが手に入るお客様にもメリットがあります。   素晴らしい物と人を繋ぐ架け橋になれると実感したんですね。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  佐藤さんの起業までのストーリーや、ビジネスに対する考え方から  ビジネスのヒントや一歩を踏み出すきっかけを見出してください!  また次回、このインタビューの続きをお知らせします。  みなさんも是非、一緒に佐藤さんを応援してあげて下さい!   ⇒「ドルチェ・マーケティング株式会社」      http://www.dolce-marketing.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ 編集後記              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ABSの受講生の方で、見事、転職活動を成功させた方が いらっしゃって、先日報告をいただきました。 なんと、月々の給料が10万円もUPするんだそうで(すごいっ!) 面接でABSで学んだことをしっかりとアピールした結果だとか。 しかも次の職は、ABSで学んだことを活かせるものだそうで、 間近に、ABSでハッピーな人生の一歩を踏み出した人がいると、 本当にうれしいものです。 こういうこと、身の回りにありませんかね? それでは、また次回もお楽しみに! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■【情熱DNA】とは?  アタッカーズ・ビジネススクールが11年間にわたりスクールを  通し伝えて参りました「スキルの獲得」と「マインドの強化」を  一言で表した造語です。  この【情熱DNA】を自らの中にインプットすることで、  これまで以上に活動的、創造的そして執着心をもって行動できる様  になるといった意味合いです。 _/★_/★_/★_/★_/★_/★_/★_/★_/★_/★_/ ■■■□□□■ NO.1起業塾@メールマガジン 【情熱DNA】 ■■□□□■■ 発行元:株式会社ビジネスブレークスルー ■□■□■■■     大前研一のアタッカーズ・ビジネススクール □□□■□□■  □□■■■■■ ABS HP :http://www.attackers-school.com □□■□□□■ 企業向け  :http://www.attackers-school.com/corporation/ □■□□□□■ 会社概要  :http://www.bbt757.com/         ABSコミュニティーサイト:            http://abscommunity.blog37.fc2.com/          アントレプレナー無料診断:           http://www.attackers-school.com/worry/index.html         起業参謀.com:http://www.kigyo-sanbo.com/         編集人:古尾谷大嗣         住 所:〒102-0085 東京都千代田区六番町1-7         連絡先:TEL:03-3239-1410 FAX:03-3263-4854 ※当メールマガジンで紹介する内容は細心の注意の元、作成されていますが 情報の真偽、正確性について一切保証しておりません。 ご自身の責任と判断で、掲載された情報をご利用ください。当社は掲載された いかなる情報についても責任は負えませんことを予めご了承下さい。 _/★_/★_/★_/★_/★_/★_/★_/★_/★_/★_/